アオノクマタケランの抽出成分のなかに
皮膚の炎症や痒みを抑える成分を発見

奄美大島に伝わるアオノクマタケランの活用法をヒントに、株式会社シェルゥームと東京農工大学が共同研究を実施。皮膚炎によって強い痒みが発症している状態に、アオノクマタケラン圧搾蒸留抽出液を1日1回塗布してその経過を観測した結果、1〜2週間で炎症や痒みが軽減し、症状の改善が認められました。

Joint
Research

皮膚炎抑制のメカニズム

さらに同研究は、そのメカニズムを解析するため細胞を用いた実験に注力。アオノクマタケランの蒸留液を添加した細胞を培養していくと、炎症を広げる伝達物質の産生や、痒みを引き起こす神経繊維の伸縮が抑制されることを発見しました。このようなメカニズムにより、同蒸留水を塗布した皮膚において、皮膚炎の痒みが緩和された可能性があります。

【特許取得】 特許 第5894311号
「アオノクマタケラン由来成分を含有する組成物」で特許取得。

松田浩珍教授
共同開発者

東京農工大学
分子病態治療学研究室

松田浩珍教授

Beauty
and
Health

スキンケアへの可能性

そして最後に、アオノクマタケランの蒸留液の成分を分析。その結果、松などに含まれる芳香属の「βピネン」が多く含有されていることを見出し、この成分が皮膚炎や痒みの緩和、皮膚バリアの保護に作用することを突き止めました。こうした研究によってアオノクマタケランの力が実証され、現在では敏感肌に対する有効なスキンケアの成分として活用されています。そして今後も、研究のさらなる発展に期待が寄せられています。